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0977-25-1010
〒874-0943
大分県別府市楠町1-32

診療内容

白内障治療

大抵の場合は手術が必要となりますが、当院では入院せずに日帰りで手術を行うことができます。
※目の状態によっては入院の方が良い場合もあります。
※入院希望の方は対応させていただきます。

白内障の詳しいことはこちらから


緑内障治療

点眼治療、レーザー治療、手術などで治療を行っていきます。
当院では合併症含めた緑内障も治療いたします。

緑内障の詳しいことはこちらから


AMD(加齢黄班変成症)

ルセンティス治療法
ルセンティスによる薬物治療は、導入期と維持期で異なります。
導入期では、月1回ルセンティスを白眼の部分から眼の中心の硝子体という場所に向けて注射します。
これを3ヶ月間繰り返します。
その後の維持期は、眼の診察や検査で症状を診ながら、必要に応じて注射します。
検査は必要に応じて月1回、視力検査と眼底検査、場合により光干渉断層撮影等を行います。
ルセンティスは、脈絡膜新生血管の成長を活性化させる体の中のVEGF(血管内皮増殖因子)という物質の働きを抑える薬です。


網膜剥離

網膜裂孔・円孔だけであれば、レーザーによる網膜光凝固術あるいは網膜冷凍凝固術で網膜剥離への進行が抑えられることもあります。
すでに網膜剥離が発生してしまった場合、多くは手術が必要となります。
網膜剥離は治療せずに放置した場合、失明する可能性の高い病気です。


糖尿病の硝子体手術(糖尿病網膜症)

糖尿病患者は、神経や血管が集中している目や腎の病気にかかりやすくなります。
特に糖尿病患者は失明に至るケースも多く、注意が必要です。
症状は、初め小さな血管がダメージを受けることで水漏れが生じて網膜にたまります。
さらに血管が詰まると、網膜の酸欠状態が起こります。
この段階では網膜の中心部(黄班部)に異常がなければ自覚症状はありませんが、出血や水漏れによる腫れが黄班に及ぶと視力が低下します。
網膜症が進み、大きな血管が詰まると、酸欠状態の網膜から異常な血管(新生血管)が発生して緑内障を引き起こしたり、目の中で大量の出血を起こしたりします。
出血を繰り返すと、網膜の上に膜ができて網膜を引っ張り、網膜剥離を引き起こし、失明に至ることになります。
治療は、内服治療や網膜の悪くなった部分にレーザー光を当てる光凝固治療が基本です。


角膜移植手術

麻酔、消毒の後に、円形に角膜を切開して角膜全層を打ち抜き、その後、ほぼ同じ大きさに切ったドナー角膜を、非常に細い糸で縫い合わせます。
厚みが0.5-0.6mm程度で直径7~8mmの角膜を扱う大変細かい手術ですので、すべて手術用の顕微鏡を使用して行われます。


大人の眼瞼下垂と斜視

眼瞼下垂の主な治療法にはいくつかありますが、眼瞼下垂の種類や症状の進行度などによっておこなわれる治療法は違います。
まず先天性の眼瞼下垂ですが、こちらは筋肉に機能的な問題がある場合が多いので、筋肉に注射をして機能的な改善をはかったり、手術をおこなうことになります。
コンタクトレンズの使用、加齢などに伴う後天性の眼瞼下垂の場合は、その治療の多くが手術になります。
両目が同じ方向を向いていない状態を斜視といいます。
目の周りの筋肉を切ったり付いている位置を変えたりして、機能的、美容的に良いように整えます。


レーザー治療

緑内障、糖尿病、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔(網膜剥離の前段階)等の治療を外来にて行います。
  • 血管のコントロール
  • 単純網膜症では、血管のコントロールによって、眼底出血が改善することもあります。また、他の治療の効果を十分なものにするためにも、血管のコントロールが不可欠です。
  • 光凝固(レーザー光)
  • 糖尿病による血管障害により閉塞した血管周囲には新たに血管が新生します。
    しかし、これら新生血管は安易に出血し視力に障害をもたらします。
    そのため、閉塞血管の周囲をあらかじめ光凝固を行うことで、新生血管ができないようにします。
    この治療で視力が回復するわけではありませんが、網膜症の進行を阻止することができます。
    外来通院で治療可能です。
    進行によって、数回に分けて治療します。


    最新の安全で画期的な近眼治療法 オルソケラトロジー

    オルソケラトロジーとは、一人ひとりの角膜形状や近視度数に合わせて作成した特殊なレンズを使用し、そのレンズを夜間寝ている間に装用することで、コンタクトレンズによってクセづけされた部分により、日中は裸眼で生活できるという最新の治療です。
    個人差はありますが、一週間もすれば効果が得られる非常に有効で安全な治療法で、特に子供たちや若い人には効果的な治療法です。


  • オルソケラトロジーの利点
  • レーシックなどの屈折矯正手術(近視の手術)とは違ってコンタクトレンズの装着をやめれば何の副作用もなく元通りの状態になります。
    欧米や韓国などでは小中学生にも治療が行われており、わが国でも現在治験が施行されていますが、二十歳以下の方には自由診療のみとなります。
    手術と違って眼球の強度が落ちないため、ラグビーやサッカーのようなボディーコンタクトのあるスポーツや格闘技、また水泳、スキューバダイビングなどウォータースポーツをされる方にも利用されています。
    オルソケラトロジーを受けていただく方にはいくつかの条件がございます。
    詳しくはスタッフまでお声掛けください。